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化粧品について

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目次

化粧水

乳液

クリーム

ジェル

ひげそり用化粧品

 

エッセンス(美容液)

マスク・パック

洗顔料

UV化粧品

ハンド化粧品


化粧水(Lotion

一般的に透明液状の化粧品で身体を清潔にし皮膚を健やかに保つために皮膚表面に塗擦

清浄と同時に皮膚のモイスチャーバランスを保つ整肌効果をもつ。

一般には、水不溶性物質を可溶化して透明液状としたもの

透明・半透明化粧水:マイクロエマルジョン、リピッドナノスフェアー技術を採用

不透明化粧水:数%の油分をOW型に乳化し低粘度でもクリーミングや沈降を生じない

透明粘稠液:水溶性高分子配合

洗顔料のあと化粧水を使い、水分・保湿剤を補給。

使用者の年齢・生活環境によって異なる肌質や肌状態・化粧習慣や嗜好、心地よい使用感

 

分類

特徴

柔軟化粧水

角質層に水分・保湿成分を補い、皮膚を柔軟にし、みずみずしくうるおいのある肌を保つ

収れん化粧水

水分・保湿以外に、収れん作用・皮脂分泌抑制作用があり、さっぱり使用感で化粧くずれを防ぐ

洗浄化粧水

ライトメーク落とし・素肌に対する洗顔料。洗浄効果をあげるため界面活性剤・保湿剤・エタノールを多く配合

多層式化粧水

2層以上の層からなる化粧水で、油層−水層及び水層−粉末層などがあり、振とう後使用。

 

 化粧水の主成分

構成成分

主な機能

代表的原料

精製水

角質層への水分補給、成分の溶解

イオン交換水

アルコール

清涼感、静菌、成分の溶解

エタノール、イソプロパノール

保湿剤

角質層の保湿、使用感、溶解

グリセリン、PG、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、

ヒアルロン酸、マルチトール、ピロリドンカルボン酸などのアミノ酸類

柔軟剤、エモリエント剤

皮膚のエモリエント、保湿、使用感

エステル油、植物油

可溶化剤

原料成分の可溶化

ポリオキシエチレンオレイルアルコールエーテルなど

緩衝剤

製品のpH調整

クエン酸、乳酸、アミノ酸類、クエン酸ナトリウム

増粘剤

使用感、保湿

アルギン酸塩、セルロース誘導体、クインスシードガム、ペクチン、プルラン、ビーガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸系ポリマー、ラポナイト、キサンタンガムなど

香料

香り

 

防腐剤

安定性

メチルパラベン、フェノキシエタノールなど

着色剤

着色

 

褪色防止剤

褪色・変色防止

金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤

薬剤

収れん剤、殺菌剤、消炎剤など

 

 


乳液(Milky lotions

化粧水とクリームの中間的性格で、原則油分量は少なく流動性のあるエマルジョン。

皮膚のモイスチャーバランスを保つべく主に水分・保湿剤・油分を補給し、皮膚の保湿・柔軟機能がある。

油性成分量に対し、水性成分量の比率が大きく、肌に対してのびが良くなじみやすい。

さっぱりしていて夏季の使用や普通肌〜脂性肌用の化粧品に適している。

 

乳液の目的・機能

エモリエントローション : 皮膚の保湿・柔軟

(モイスチャーローション、ミルキーローション、ナリシングローション、ナリシングミルク、スキンモイスチャー、モイスチャーエマルジョン)

マッサージローション : 皮膚の血行促進・柔軟

クレンジングローション : 洗浄・化粧落し

サンプロテクト : 生活紫外線の防御

(プロテクトエマルジョン、サンプロテクター、UVケアミルクなど)

  日やけ止め化粧品 : 紫外線防御

  メーキャップローション : 化粧下地

  角質スムーザー・エルボーローション : 角質柔軟

  ヘアーミルク : 毛髪の保護

  ハンドローション・ボディローション : ボディ・ハンド用

 

乳液

乳化型

乳化剤

代表例

OW

石鹸(高級脂肪酸石鹸)

エモリエントローション、サンプロテクト、ハンドローション

石鹸+ノニオン界面活性剤

ノニオン界面活性剤

クレンジングローション、エモリエントローション

水溶性高分子(高分子乳化)

マッサージローション、エモリエントローション

蛋白質界面活性剤(蛋白質乳化)

エモリエントローション

WO

ノニオン界面活性剤

マッサージローリョン、エモリエントローション

有機変性粘土鉱物

多相エマルジョン

ノニオン界面活性剤

W/O/W型とO/W/O型があるが市場にはほとんどない

 


クリーム(Creams

水と油など交じり合わない2つの液体の一方を分散相として、他方の分散媒中に安定的な状態で分散させたエマルジョンの一種。

半固形状に固まっており、皮膚のモイスチャーバランスを保つため、水分・保湿剤・油分を補給し、皮膚の保湿・柔軟機能をもつ。

 

クリームの目的・機能

エモリエントクリーム : 皮膚の保湿・柔軟

(モイスチャークリーム、バニシングクリーム、ナリシングクリーム、ナイトクリーム、栄養クリーム)

マッサージクリーム : 皮膚の血行促進・柔軟

クレンジングクリーム : 洗浄・化粧落し

  メーキャップクリーム・ベースクリーム : 化粧下地・メーキャップベース

  プレメーキャップクリーム : 化粧下地・メーキャップベース

  日やけ止めクリーム・サンタンクリーム : 紫外線防御

  ヘアリムーバー : 脱毛

  ヘアークリーム : 整髪

  デオドラントクリーム : 防臭

  シェービングクリーム : ひげそり

  角質軟化クリーム : 角質軟化

 

OW型、WO型、無水油性型、O/W/O型、W/O/W型がある

 

構成成分

カテゴリー

代表的な成分

油相成分

炭化水素

スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンなど

油脂

オリーブ油、アーモンド油、カカオ脂、アカデミアナッツ油、アボガド油、硬化パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、月見草油、合成トリグリセライド等

ロウ

ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油等

脂肪酸

ステアリン酸、オレイン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等

高級アルコール

セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等

合成エステル

IPM、グリセリントリエステル、コレステリルエステル等

その他

シリコーン油等

水相成分

保湿剤

グリセリン、プロピレングリコール、ソルビット、ポリエチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、マンニトール、ジプロピレングリコール等

粘液質

クインスシード、ペクチン、セルロース誘導体、キサンタンガム、カルボキシビインルポリマー、アルギン酸ナトリウム、ソアギーナ等

アルコール

エタノール、イソプロピルアルコール

精製水

イオン交換水

界面活性剤(乳化剤)

非イオン性

モノステアリン酸グリセリン、POEソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等

陰イオン性

脂肪酸石鹸、アルキル硫酸ナトリウム等

その他

アルカリ(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン)、香料、着色料、キレート剤(EDTA)、防腐剤(パラベン、ソルビン酸、イソプロピルメチルフェノール等)、酸化防止剤(BHT、ビタミンE)、バッファー剤(クエン酸等)、薬剤(紫外線吸収剤等)

 


ジェル(Gels

ゼリー又はジェル剤型で、均一で透明〜半透明でみずみずしい感触。

水分を多く含むため、水分補給、保湿効果、清涼効果が期待できる。

油性ジェルは、油分を多く含み、油分補給や化粧水との組み合わせで保湿効果を期待して使用され、冬期や乾燥肌に用いられる。

 

水性ジェル : カルボキシビニルポリマーやメチルセルロースなどの水溶性高分子ゲル化剤に保湿剤、界面活性剤、防腐剤、薬剤などを添加

油分含有乳化タイプ水性ジェル : 水性ジェルに少量の油分、界面活性剤を加える

油性ジェル : 界面活性剤のゲル化能や液晶構造を利用した液晶タイプや、内相外相の屈折率を合わせ透明にする乳化タイプがある

オイルジェル : 油相のゲル化剤とそれを保つ原料からなる。

 

ジェルの目的・機能

目的・機能

ジェルタイプ

特徴

保湿・水分補給

水性ジェル(高分子増粘タイプ)

油分なしのものと少量含有のものあり

みずみずしく清涼感あり、さっぱりした使用感。夏期の使用や脂性肌に適する

保湿維持・油分補給

油性ジェル(乳化又は液晶タイプ)

重厚感があり、冬期や乾燥肌の保湿・油分補給

マッサージ

水性ジェル

みずみずしい感触と高分子のすべりで保湿剤が多く水が少なく温感がある。

洗浄・メーク落し

水性ジェル(高分子増粘タイプ)

油分なしのものと少量含有のものあり

水洗い、拭き取りの両方ができる。洗浄力は小さい

油性ジェル(乳化又は液晶タイプ)

メークとのなじみがある。洗浄力は大

オイルジェル

水洗いできず拭き取って使用。洗浄力は大。

油膜が残るためクレンジグフォーム等で洗浄

 

ひげそり用化粧品(Shaving cosmetics

男性の肌は女性の肌に比べて皮脂量が多い。

髭剃り前に使用し、膨潤・軟化させて髭を剃りやすくするとともに荒れを防ぐ。

     シェービングソープ(shaving soap

液状粉末状・顆粒状・固形状のものがある。洗浄性より泡質を重視し、均一で粘りがあり重厚で持続性のある豊富な泡を持つよう油脂組成を配合

     シェービングクリーム(shaving cream

ラザリングクリーム・エアゾールタイプシェービングフォームなどがある。

石鹸の乳化とアルカリ性で髭を膨潤・軟化

     プレシェービングローション(Preshaving lotion

収れん剤(スルホ石炭酸亜鉛・タンニン酸など)を配合し肌を引きしめ髭を立たせるタイプと、球状粉末などで電気カミソリのすべりをよくするタイプがある。

     アフターシェービングローション(Aftershaving lotion

髭剃りによる切傷や肌荒れを防ぎ清涼感を与える。

切傷の化膿を防ぎ、肌をひきしめて肌あれを防ぐ

 

 

エッセンス(美容液)(Essences (beauty lotions)

保湿効果があり、紫外線防止、美白、消炎などに対し1つの機能でも突出していたり、多機能を備えていたり、多目的であったりと付加価値の高い化粧品が美容液・エッセンスとされる。通常市場では透明・半透明粘稠液タイプ。

 

美容液・エッセンス

形状

特徴

透明・半透明化粧水タイプ

(可溶化、マイクロエマルジョン)

一般的な美容液・エッセンス。 化粧水より保湿剤の配合割合が多い。

保湿剤及び水溶性高高分子の組み合わせで使用感調整。

乳化タイプ

(O/W型、W/O型、W//W型)

エモリエント剤を多量に配合

オイルタイプ

化粧油 オリーブ油、ホホバ油などをベース

2剤混合タイプ

2剤を使用時混合して使うタイプ

その他

粉末入化粧水タイプ

アルコール高配合タイプ

皮脂分泌の多いTゾーン専用エッセンス。粉末配合により化粧持ちをよくする。

 

通常のエッセンス(透明粘稠液タイプエッセンス)

成分

代表成分

保湿剤

ポリエチレングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ソルビトール、マルチトール、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、コラーゲン、エラスチン、ピロリドンカルボン酸、アミノ酸類

アルコール

エタノール、イソプロピルアルコール

水溶性高分子(増粘剤)

カルボキシビニルポリマー、ポリアックリル酸Na、セルロース誘導体、アルギン酸Na、クインスシードガム、ペクチン、キサンタンガム、アラビアガム、アイリッシュモス、プルラン、トラガカントガム

界面活性剤

POEオレイルアルコールエーテル、POEソルビタンモノラウレート、POEPOPブロックポリマー、POE脂肪酸グリセリンエステル、POE硬化ヒマシ油エステル

エモリエント剤

植物油(ホホバ油、オリーブ油など)、オレイルアルコール、エステル油、スクワラン、ラノリン誘導体

薬剤

【美白】ビタミンC及び誘導体、アルブチン、コウジ酸

【酸化防止】ビタミンE及び誘導体、アミノ酸類

【紫外線防止】TiO2、オクチルメトキシシンナメート、パラアミノ安息香酸エステル

【殺菌】TCC、感光素など

【消炎】アラントイン、グリチルリチン酸塩、グリチルレチン酸エステル

【その他】パントテニールエチルエーテル、DNA、ビタミン類、動植物・菌類エキス

その他

香料、着色料、防腐剤、褪色防止剤、緩衝剤

 

 

 

 

 

 

マスク・パック(Masks Packs

顔だけではなく、首・肩・腕・足など部分用や全身用もある。

適当な厚さに塗布し一定時間放置後、剥離したり拭き取り洗い流すタイプのものと、貼付タイプのものがある。

     ピールオフタイプ)

ゼリー状 : 透明又は半透明。皮膜形成。保湿柔軟効果

ペースト状 : 不透明。皮膜形成。剥離後しっとり感

粉末状 : 使用時水などで均一に溶いて塗布。冷感・緊張感

     拭き取りタイプ・洗い流しタイプ

クリーム状 : OW型乳化タイプのクリーム。保湿剤が多くしっとり感

泥状 : 粘土鉱物を含んだ粉末を水+エタノール+保湿剤の水相に混合

ゼリー状 : 透明又は半透明。皮膜量は少なく拭き取りか洗い流し

エアゾール(泡状) : ガスに気化熱を奪われる

     固化後剥離タイプ

粉末状 : 主成分を焼石膏。水を加え水和反応熱で発熱さえ固化

     貼付タイプ

不織布ゲル貼付タイプ : ゲルの性質で使用性がかわる

不織布含浸タイプ : 不織布に化粧水・エッセンス類を含浸

 

ピールオフパック

構成成分

代表的原料

精製水

イオン交換水

アルコール

エタノール

保湿剤

グリセリン、PG、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、

ソルビトールほか糖類、ムコ多糖、PCA-Na

皮膜剤及び増粘剤

ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニルエマルジョン、カルボキシメチルセルロース、ペクチン、ゼラチン、キサンタンガムなど

油分(エモリエント剤)

オリーブ油、マカデミアナッツ油、ホホバ油、流動パラフィン、スクワラン、エステル油など

粉末

カオリン、タルク、酸化チタン、亜鉛華、球状セルロースなど

防腐剤

パラベン類

界面活性剤

POEオレイルアルコールエーテル、POEソルビタンモノラウリン酸エステルなど

緩衝剤

クエン酸、乳酸、アミノ酸類、クエン酸Na、乳酸Na

着色料

 

薬剤

【美白】ビタミンC及び誘導体

【殺菌】TCC、感光素など

【消炎】アラントイン、グリチルリチン酸塩

【その他】パントテニールエチルエーテル、ビタミン類、動植物エキス

 

パウダー

              水溶液で安定性が悪いビタミンCなど、使用時水に溶いて使用

 


洗顔料(Face cleansing cosmetics

皮膚表層に付着している皮脂、角質層の屑片、皮脂の酸化分解物、汗の残渣などの除去

空気中の塵埃、微生物、メーキャップ化粧品などの除去

     界面活性剤型:使用時水を加え泡立ててから使用する

     拭き取り型:使用時顔面上で汚れと十分になじませた後拭き取る

     溶剤型:使用時顔面上で汚れと十分になじませた後洗い流す

 

剤型

形状(名称)

特徴

界面活性型

固形

(石鹸、透明石鹸、中性石鹸)

全身用洗浄料の主流。使用感がよいが、つっぱり感がある。

クリーム・ペースト

(クレンジングフォーム)

顔専用で使用感、泡立ちに優れる。使用性が簡便で、弱酸性〜アルカリ性で目的に応じてベースを選択。

液状・粘稠液状

(クレンジングジェル)

弱酸性〜アルカリ性。弱酸性のベースは洗浄力が弱い。

頭髪、ボディ用洗浄料が主流。

顆粒/粉末

(洗粉・洗顔パウダー)

使用性簡便。パパインなど酵素配合が可能(水がないので)

エアゾール使用

(シェービングフォーム等)

シェービングフォームタイプ:発泡型

後発泡タイプ:ジェル状ででてきて使用時に発泡

溶剤型

クリーム・ペースト

(クレンジングクリーム)

乳化タイプ:OW型が主流

ゲル化タイプ:油分をゲル化  ハードメイク用

乳液

(クレンジングミルク)

OW型乳化タイプ乳液。使用感がさっぱり。

液状

(クレンジングローション)

洗浄用化粧水。コットン使用で物理的拭き取り効果もある。

ジェル

(クレンジングジェル)

油分を大量に配合した乳化タイプ。

液晶タイプは洗浄力が高く洗い流し専用

水溶性高分子ゲル化タイプ:洗浄力が弱い

オイル

(クレンジングオイル)

洗い流し専用で洗い流し時OW乳化する。

使用後はしっとり感

その他

パック

(クレンジングマスク)

水溶性高分子をしようしたピールオフタイプのマスク。

緊張感が強く、皮膚表面や毛穴の汚垢を除去

 

クレンジングフォーム:組成的には脂肪酸石鹸を含む界面活性剤を主成分として過度の脱脂を防ぐためエモリエント剤(油分)、保湿剤を配合。

使用後につっぱり感がなくしっとりとした感触。柔らかいクリーム状で少量を手掌にとり水を加え泡立ててから使う

アルカリタイプ:脂肪酸石鹸を主成分とし、泡立ちよくすすぎも簡単で使用後もさっぱり 

ノニオン界面活性剤の増量・油分の増量はしっとり感増すが、ぬるぬるが残る

アミノ酸系界面活性剤タイプ:弱酸性低刺激だが、起泡力が弱い

クレンジングオイル

              ハードメーク落とし用洗顔料。洗い流し時OW型乳化とする。


UV化粧品(UV cosmetics

@     日やけ止め化粧品(Sunscreen cosmetics

紫外線(UVAUVB)をカットし、紫外線から肌を守る

一般には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を組み合わせている

敏感肌用として紫外線散乱剤のみを使用したものもある

A     サンタン化粧品(Suntan cosmetics

UVBをカットし、紫外線による紅斑を抑え美しく日やけさせる化粧品

B     セルフタンニング化粧品(Self-tanning cosmetics

紫外線を受けずに肌を日やけ色にするための化粧品

ジヒドロキシアセトンは皮膚ケラチンのアミノ酸と反応し褐色の化合物へ

C     アフターサン化粧品(After sun cosmetics

日やけ後の肌のトリートメントのための化粧品

紫外線を受けた部分は角質層中の水分及び遊離アミノ酸量が低下する

 

乳化タイプ

OW型> 紫外線吸収剤や基剤の安定化が容易。みずみずしい使用感

WO型> 耐水性や紫外線防止効果に優れる 高SPF製品

ローションタイプ : さらっとした使用感 耐水性高くない 多量の紫外線吸収剤必要

オイルタイプ : 耐水性はよい 低SPFサンタン製品によく使われる

ジェルタイプ

 <水性タイプ> さらっとした使用感 粘度高く塗布しやすい

 <油性タイプ> 使用感触はいまいち 耐水性は良い

エアゾールタイプ : 泡状・スプレー状のものがある

スティックタイプ : 高い紫外線防止効果があるがのびが悪い 部分的使用に適する

 

SPF Sun Protection Factor

サンバーンを引き起こすUVB防止効果の程度を表わした数値です。数値が大きいほどその防止効果は高くなります。1992年に日本化粧品工業連合会がその測定方法の基準を定めました。

SPFは2から50までの数値で表されますが、表示する数値には上限があり、「50+」が最高です。(小数点以下切捨て)

 

PA Protection grade of UVA

その程度は+(ワンプラス)、++(ツープラス)、+++(スリープラス)の3分類で表され、+が多いほどその防止効果は高くなります。

 

PFA

PA分類

意味

2未満

PA表示なし

 

2以上4未満

PA

UVA防止効果がある

4以上8未満

PA++

UVA防止効果がかなりある

8以上

PA+++

UVA防止効果が非常にある

 

マウスの表皮を使用しin vitro測定法に実際の皮膚の表面形態の影響を取り入れ、塗布体として紫外線を透過する皮膚のレプリカを用いた測定法など動物実験のデータがスクリーニング法として研究されている。


生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方

地上に届く太陽の光には、目に見える光と目に見えない光があります。

目に見える光は「可視光線」といい、虹のように赤から紫までの色を持っています。

目に見えない光には赤外線や紫外線があります。

紫外線はUVAUVBUVCの3つに分けることができます。UVCUVBの一部は地上に届かないので、この3つのうち、日焼けの原因になるのは、UVAUVBです。

日焼け止め化粧品にはこの2つの紫外線を防ぐ工夫がされており、それぞれUVAを防ぐ効果の目安としてPAが、UVBを防ぐ効果の目安としてSPFが表示されています。

 

紫外線散乱剤 : 紫外線を反射して日焼けを防ぎます。

    <代表的な紫外線散乱剤> 酸化チタン、酸化亜鉛

紫外線吸収剤 : 紫外線を肌の表面で吸収します。

    <代表的な紫外線吸収剤>

        ケイ皮酸誘導体(メトキシケイ皮酸オクチル等)

        パラアミノ安息香酸誘導体(ジメチルPABAオクチル等)

        ジベンゾイルメタン誘導体(t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン等)

肌タイプと危険性

関係する波長

UVBの影響 

UVAの影響

通称と特徴

日焼け、サンバーン:赤くなる

色素沈着、サンタン:黒くなる

長期的影響

発癌,免疫力低下

肌の弾力低下,しわ・たるみ

肌タイプT 18.2%

非常に赤くなる

黒化なし

肌タイプU 28.0%

容易に

わずか

肌タイプV 29.8%

いつも 

いつも

肌タイプW 16.2%

わずか

すぐに

肌タイプX  7.2%

滅多にしない

非常に

肌タイプY  0.6%

決してない

非常に

 

【日本化粧品工業連合会 SPF測定基準及びUVA防止効果測定法基準概要】

 

SPF測定法基準

UVA防止効果測定法基準

被験者

肌タイプT、U、V

肌タイプU、V、W

被験者数

最小10名

標準サンプル

SPF4標準試料

SPF15標準試料

3%パラメトキシケイ皮酸2‐エチルヘキシル、5%4‐tert‐ブチル-4’-メトキシベンゾイルメタン配合クリーム

塗布量、塗布面積、

試料塗布後時間

2mg/cm2 or 2μl/cm2、最小20cm2

15分後すみやかに

光源

UVB領域が太陽光に近似したキセノンアークソーラシュミレーター

UVA領域に連続スペクトルを有する人工光源で、UVA U/UVA = 8〜20%

照射野

最小 0.5cm2

紫外線増幅量

予測SPFにより異なる

(25%、15%、10%)

最大25%

判定時間、観察指標

照射1624時間後 紅斑

UVA照射2〜4時間後

持続型即時黒化

SPFPFA

SPF = 

試料塗布部位のMED / 試料無塗布部位のMED

MEDMinimal Erythema Dose

PFA =

試料塗布部位のMPPD / 試料無塗布部位のMPPD

MPPDMinimal persistent Pigment darkening Dose

表示

被験者の平均SPF(小数点以下切捨て)

SPF50以上で、誤差が少ない場合

95%信頼下限値が51以上)

 ⇒ SPF50+<最大SPF50+>

PA+ :2PFA≦4 PA表示はSPF

PA++ :4PFA≦8 

PA+++ :8PFA

PA Protection grade of UVA

 

ハンド化粧品(Hand cosmetics

ハンド化粧品の目的は、手荒れ防止

手荒れ防止の原因は、乾燥や水仕事

美白・紫外線防止を目的としたハンド化粧品もある

肌荒れ防止 ⇒ モイスチャー効果に優れたクリームタイプ 保湿剤やワセリン配合

手荒れ予防 ⇒ 水と直接的接触を防ぐタイプ シリコーン油・シリコーン高分子配合

乳化型 ⇒ ローションタイプ、W/O型エマルジョン

尿素・消炎剤・ビタミン剤などを加える

衣服に覆われていない部分の肌は、その人の年齢gもっとも現れやすい。

  つまり、手の甲と首筋